父の死に関連して ~ 日本のお役所の現在・・

最近父親が亡くなった。

自宅で死んでいたのだが、同居の母が軽い認知症?のようで、気づいて近くの交番に届け出た際は、信じがたいことにすでに死後数日は経っていたらしい。

死体は軽い腐食が進んでおり、夏の暑さと死体のムッとした臭いの中で見た光景は忘れられない。

 

それはさておき、銀行口座など相続関係の諸々の手続きで父の戸籍謄本を取り寄せることになったのだが、だいたい出生~亡くなるまでのつながりがわかるものが必要で、結婚などで本籍が変わっている場合は、過去の居住地の市役所に郵送等で取り寄せることになる。

 

父の昔の本籍がある市役所は、申請書と発行料金を定額小為替というもので同封して送ることになっており、しかもその小為替発行には1通200円かかる。さらに最大金額が1,000円なので、3,000円分送ろうとすると3,600円かかる計算だ。

そもそも戸籍が何通になるかは現地で調べてもらうまでわからず、結果発行料金も事前にはわからない。とりあえず3,000円分送るように勧められたのだが、結果としてそれ以上かかったので、追加で定額小為替を購入して郵送するはめになった。

(事前に料金を聞いて後から郵送する方法もあるが、その場合でも結局2回郵便を送ることになる・・)

今の時代に紙の申請書を郵便で送って、さらに料金を小為替で送るというやり方をしているということにかなり驚いた。

今ならウェブで申請して電子決済ぐらいが普通だろうし、そもそも戸籍がそれぞれの役所でしか取れないなんて、デジタルどころじゃないですよね?

郵便局に払った1,200円の手数料もばかばかしいし、ホント何とかしてほしい、とかなり腹の立ったお話です。。